春の庭

春はゆっくりと訪れます。
日本列島の南の方からの桜の開花のニュースが流れてくる中、今か今かと胸をときめかせながら待っていると、ある日突然春一番が吹きます。
小さな木々の新芽は柔らかな春の陽差しに目をさまします。厳しい冬を乗り越えたね、頑張ったね、と木々や草花にそして自分にそっと言ってみます。
庭の片隅にはまだ雪は残っていますが消してしまった方がいいのかしら、ゆっくり花を咲かす為にかぶせておこうかしら、楽しい悩みは始まります。

 

八重桜が咲く頃に種を播いたり苗を植えたりする植物がたくさんあります。
この時期を逃してはいけません。
お花見気分もそこそこに植え忘れのないように注意!
それでも夜はまだまだ結構冷えます。霜も心配。ゴールデンウィークに雪が降るのも珍しくはないので気を抜けません。

 

春早くから、花壇は小さな芽がたくさん出始めます。

いつも通り芽を出してくれる物、ここに何を植えたかしらって忘れてしまった物、多分ネズミに食べられてしまったであろう出て欲しいのに見あたらない物、出会いの喜びと、失った悲しみと色々な思いが交錯します。
この時期はどのペンションの人達も朝から庭に出て作業を開始。冬の間はゆっくりおしゃべりをする時間をもてないので、今年の予定を話したり新しい情報を交換したりとっても楽しい時間を過ごします。
大切な土作りを教えて貰ったり、株分けのお願いをしたり、自分たちで出来ることをやるという基本姿勢は変わりません。
まもなく“春の庭の公開”が迫ります。あまりのんびりもしてはいられないのですが、せめて短い春を心行くまで楽しんでおきたいものです。


トトロの傘?ラワンブキ

山野草のたぐいは花を咲かせる時期が早いです。あっという間に咲いてあっという間に散ってしまう、そんな感じなのでオープンガーデンの時期に咲かせるのが難しいです。それでも厳冬に耐え忍び急いで咲こうとするけなげさはいじらしいです。そんなけなげさとかひそやかさとかが山野草好きな人の心を捉えるのだと思います。だから男性のファンが多いのかな?残念ながらここの住人の女性達は相当たくましく力持ちなので私達のイメージとは違うかも。


花壇は自分の好きなように作れるのですが重労働です。

 

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